付加価値額 y、労働投入量 x1、資本設備額 x2のデータがこのファイルに保存されています。このデータを使って、
を推定し、仮説検定
を行います。
検定の方針は、貯蓄関数の季節性の検定や設備投資の伸び率と、稼動水準の関係の検定で行ったときと同じです。つまり、帰無仮説の制約付での回帰分析と、制約が無い場合の回帰分析を行い、それぞれの残差2乗和から検定統計値を計算します。
今回の場合、帰無仮説の制約をおく回帰分析を考えると、
となり、最終的に
と変形できます。これより、被説明変数が
説明変数が
の単回帰分析を行い、残差2乗和を求めることになります。
では、次の手順で検定を行いましょう。
- D~F列に、A~C列の対数値を計算します。対数を計算する関数は「ln」でした。
- G列に帰無仮説のもとでの被説明変数を作ります。つまり、(D列-F列)を計算します。
- H列に帰無仮説のもとでの説明変数を作ります。つまり、(E列-F列)を計算します。
- 帰無仮説のもとでの回帰分析を行います。つまり、G列を被説明変数に、H列を説明変数にします。残差を出力させることを忘れないでください。
- 制約がない場合の回帰分析を行います。この場合、D列が被説明変数、E~F列が説明変数になります。
- 残差の2乗を計算し、2つの残差2乗和を計算します。
- 検定統計値を計算します。この問題では p=1, n=27, k=2 となります。
- 棄却域を求めます。
計算結果は以下のようになるはずです。
帰無仮説のもとでの残差2乗和:0.855741161
制約なしでの残差2乗和:0.851633655
検定統計値:0.115754162
有意水準を5%としたときの棄却域:(4.259675279, ∞)
